ファイルダイアログを Default Folder X で拡張してからも、デフォルトのフォルダを管理したり、設定を変更したり、フォルダのセットを追加したりといったことをシステム環境設定ですることができます。Default Folder X の画面で「設定...」ボタンをクリックすることで、以下のような設定画面が表示されます。この設定画面は4つのタブで分類されています。
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Default Folder X を利用しないアプリケーション
Default Folder X が多くのアプリケーションとそして様々な使われ方の中でテストされ、問題なく動作するように絶え間なく開発されています。しかしながらあなたが今まさに使用しているアプリケーションに対応できていないという可能性はわずかですがあります。そのような問題を検出した時、このリストにそのアプリケーションを追加することによって、Default Folder X がそのアプリケーションと一緒に動作しないようにすることができます。そのようにするには、「アプリケーション追加」ボタンをクリックし、リストにそのアプリケーションを追加してください。さらに support@stclairsoft.com 宛でその問題について私共にお知らせいただければ(訳注:英文でお願いします)、Default Folder X の次のバージョンで修正できるかもしれません。
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ダイアログを表示するたびアプリケーションのデフォルトのフォルダに切り替える。このオプションを有効にすることで、特定複数のアプリケーションまたは、子供や学生にコンピュータを使わせている場合に、Default Folder X にアプリケーションのデフォルトのフォルダをファイルダイアログに常に開かせるようにすることができます。
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option キーを押下しながら「開く」を選択した時は、 全てのファイルを表示する。アプリケーションは、一般に自分自身が処理できるファイルしか表示しませんが、Carbon アプリケーションでメニューから option キーを押下したまま「開く」ファイルダイアログを開くと、Default Folder X はあらゆるファイルをファイルダイアログで選択することができるようになります。この機能は、あなたが開くファイルをどのように処理するかをアプリケーションに教えるものではありません。この機能は Default Folder X の他の機能、「情報を見る」などで、通常はファイルダイアログで選択できないようなファイルを扱いやすくするためのものです。
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「ゴミ箱に捨てる」を選択するときに Option キーを押下すると警告を回避する。通常 Default Folder X は項目をゴミ箱に移動しようとすると警告を発します。この機能を有効にして、Option キーを押した状態で項目をゴミ箱に移動しようとすると、警告表示を回避することが出来ます。
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個人の "ライブラリ" によく使ったまたは最近使ったフォルダのエイリアスを作成する。このオプションを有効にすると、Default Folder X はあなたが最近使ったフォルダやよく使う項目の全てのフォルダのエイリアスを維持します。Default Folder X からも他のFruitMenu やドックのようなアプリケーションからも同じフォルダにアクセスしたいような場合、とても便利に使う事が出来ます。これらのエイリアスを含むフォルダ、「Recent Folders」フォルダと「よく使う項目」は、あなたのホームのライブラリの中にあります。
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次の間隔で自動的に最新版を確認する(毎日/毎週/毎月) Default Folder X は St. Clair Software 社のウェブサイトを確認し、新しいバージョンがリリースされている場合にそれをお知らせします。Default Folder X に新しい機能を追加したり、バグの修正を行ったり、Apple がリリースするMac OS X の新しいバージョンとの互換性をよくするためにアップデートを行うので、私たちはこの機能を有効にしておくことを強く推奨します。この機能はインターネットに接続していない時には確認しようとはしません。そしてアップデートの有無を確認する過程で個人情報が送られないことは保証されています。